飼い主になるための心構え
ペットブームの昨今、ペットを飼われている方はたくさんいます。しかし、その反面、捨て犬・捨て猫やペット虐待などの問題が増えているのも現実です。ペットは、私たち人間の心や生活に潤いや癒しを与えてくれる大事な家族の一員です。
命を大切に考え、ペットも人間も幸せに暮らせるよう、ペットを飼う前に心構えや知識を身につけることはとても大事なことだと、私たちは考えています。ペットと暮らすにはペットに応じた環境が必要です。事前に準備するものや飼い主としての心構えなど、飼い始める前に目を通して参考にしてみてください。かわいくて私たちの
生活を和ませてくれるペット。でも、ペットはぬいぐるみでも飾りでもありません。命のある生き物です。私たちの接し方次第で、ペットの人生が左右されるのです。幸せな毎日を送れるかどうかは、私たち飼い主によって大きく影響するのです。
②ペットにかかる費用を理解する
ペットは病気をやケガすることもあります。そのときは動物病院への通院・治療も必要になってきます。それだけでなく、毎日の身の回りのもの、食事代、狂犬病予防の注射や、フィラリア予防などいろいろなものへお金が必要になってきます。この他にも、飼い主がしなくてはいけない義務もあります。犬であれば狂犬病予防のためにする登録です。登録には費用もかかります。身の回りのもの、食事代、登録等の手続き類など、 飼う前にどのくらいかかるのか理解しておくとよいでしょう。
たとえば犬の平均寿命は約12年です。猫は20年近く生きる動物です。この期間ずっと犬のお世話ができますか?家族にアレルギー等がある人はいないのかどうか。安易に飼い始め、途中で飼えなくなってしまうのでは飼い主として失格です。最後まで飼いつづけられる環境を確保できるのか、見通しをたててから飼いはじめましょう。
ペットを迎えるにあたって、心の準備ができたら必要な道具もそろえましょう。種類によってそろえるものも違ってきます。始めに必要なものから、毎日必要になるもの、必要に応じて用意したらいいものなど、事前に調べておくとよいでしょう。ペットの飼育用品上のリンクページに準備用品をご紹介しているので参考にしてみてください。